いきなりですが、29,200分の1。 この数字が何かわかりますか?

私も、計算してみて驚いたのですが、人生80年と考えて、365日をかけたもの。
その数字が、29,200日です。
そして、その中の1日。

そう。ご結婚式は、29,200日の中のかけがえのない大切な1日なのです。

毎日があっという間に過ぎていきますが、80年生きていると朝を29,200回も迎えることになります。

もちろん、赤ちゃんの時などは覚えていませんし、80年以上長生きするかたも多い今ですから、数字はもっと変わってくると思います。

それでも・・! 29,200日の中で一番輝ける日。 みなさんから祝福される日。応援される日。新しい家族が結ばれる日。
そのたった1日。かけがえのない1日。まさに、ご結婚式はそんな大切な一日でもあります。

日々の積み重ね

日々の積み重ね

 

自分が生まれた時の記憶って、ほとんどの方は無いと思います。
そこから、どうやって歩きだしたのかもわからず、記憶があるときにはすでに歩き出していたのではないでしょうか?

でも、生まれた時から見守ってきてくれたご両親は・・・というと・・・。

オギャーと産声を上げる前から。 今か今かと待ちわびていたはず。
大変な子育ても、我が子のためなら頑張れる。
どこの親御様もそうだと思います。

ご結婚が決まると、とても複雑なのはご両親かも。
嬉しくもあり、寂しくもあり・・・。

親にとってみると、大切な子供の29,200日全てを見届けたくても、見届けることはできません。

一生に一度のかけがえのない1日。ご結婚式って本当に特別な日だと思うのです。

全ての日を見届けたくても、見届けることのできないご両親へ。
安心してこれからを見守っていただくためにも。
29,200日の中で最高に綺麗であってほしい。

私にも年頃の娘がいて、先日お打ち合わせさせていただいた新婦様は、娘と同じ年齢でした。

親心として・・・。

29,200日の中で最高に綺麗な日。 二度と同じ日は来ない、かけがえのない日。
その日は、ちょっとわがまま言っても良いんじゃない?

人生の中で、 新婦様 と呼んでもらえる日は、本当に少ないのだから・・・。

そんな大切な、かけがえのない一日のお手伝いができることがとても嬉しい限りです。
29,200分の1。 その1に、全力で取り組んでいきたいと思います。

今までも。これからも・・・。

ガラスのくつ

ガラスのくつ